ウォルドーフ・アストリア大阪には、ラウンジがありません。ヒルトンオーナーズのステイタスをお持ちの方は、ラウンジを楽しみにしている方も多いため、残念ですよね。
しかし、ウォルドーフ・アストリア大阪には、ラウンジ代わりになるライブラリーが併設され、ダイヤモンド特典では、29Fの「Peacock Alley(ピーコックアレー)」のドリンクチケットが無料提供されています。
そこでこの記事では、「ラウンジがなくても楽しめるのか?」代替施設の紹介や、夕食をどうするかなどの代替案をまとめました。
オープン初の週末に、ウォルドーフ・アストリア大阪へ宿泊した筆者のリアルな感想も紹介していますので、この記事を読めば、必ず宿泊に役立つはずです。
ウォルドーフ・アストリア大阪はラウンジなし

ヒルトンオーナーズの会員でダイヤモンドのステイタスのお持ちの方は、ラウンジを無料で利用することができます。
しかし、ウォルドーフ・アストリア大阪は、ラウンジ自体がないホテルとなっています。
そのため、無料でアルコールをいただいたり、カクテルタイムに提供される食事を、晩御飯替わりにしたりすることができません。
なお、ウォルドーフ・アストリア大阪には、エクゼクティブフロアという括りもないようです。
ちなみに、みなさんが気になっている、ウォルドーフ・アストリア大阪のダイヤモンド特典の詳細は、以下記事で紹介しています。
ウォルドーフ・アストリア大阪でラウンジの代替となる施設
ウォルドーフ・アストリア大阪で、ラウンジの代替となりそうな施設は2つです。
ひとつめが、宿泊者全員が利用できる「ライブラリー」。ふたつめが、宿泊者でない方も利用できるカフェ、Peacock Alley(ピーコックアレー)です。
どちらも、ホテルステイをより快適にしてくれる施設です。以下で詳しく紹介しているので、訪問したらぜひ利用してみてください。
ラウンジ代替施設1.ライブラリー


ライブラリーは、宿泊者全員が利用できるフリースペースです。その名の通り、本が置かれており、大きな窓からは夜景も臨むことができます。
基本情報
フロア | ウォルドーフ・アストリア大阪30F |
アクセス方法 | 宿泊者用エレベーターの30Fで降りて、左側へ数十歩 |
営業時間 | 9:00~22:00 |
サービス内容 | セルフサービスのコーヒー紅茶など |
ラウンジの代替スペースともいえるここでは、コーヒーや紅茶が無料提供されています。基本的にセルフサービスですが、nesupuressoのマシンもあり、美しいティカップが用意されています。


筆者が伺った時間帯には、たまたまスタッフさまがいらっしゃり、「コーヒーや紅茶はいかがですか?」とお声がけいただけました。
筆者は、ウォルドーフ・アストリア大阪のディナーを満喫し、歯磨きの後だったので「お水はありますか?」と伝えることに。
すると、ヒルトン系列の各ホテルでも提供されている、定番のアルミボトルのミネラルウォーターをくださいました。スタッフの方が手が空いていれば、飲み物のオーダーを聞いてくださるようです。
アクセス


ライブラリーは、ウォルドーフ・アストリア大阪の宿泊者専用エレベーターの30F。エレベーターを下りたらそのまま左側へ数十歩進んだところにあります。レベーターからすぐなので、迷うこともありません。
ちなみに、エレベーターを降りると、目の前に飾り棚が目に入ると思います。ここの飾り方は、シーズンで変わるとのこと。ぜひこちらの、飾り棚にも注目してみてください。
施設内の様子


筆者は、ライブラリーへ二度ほど足を運びましたが、どちらの時間もほかのお客さまは1組のみ。さらに、間仕切りがあるので、人がいたとしても比較的ゆっくりと過ごすことができました。


どの椅子も座面が非常に大きく、座り心地がとても良かったです。筆者はひとり掛けの椅子に座って、持参した本を読みました。


棚には、vogueなどのオシャレな本や、日本の歴史を思わせるようなものも。ご興味がある方は、ここにある本を手に取り、思い出のひとつに加えてみてください。


すべての椅子に背もたれがあり、クッションが置いてある椅子も多かったです。背もたれに体を預けて、本を読めばまるで王様気分。
あまり広くはありませんが、部屋と行き来するとよりホテルステイを楽しめると思います。
電源コンセントなどもありますが、机が少し低い仕様です。PCを置いて仕事をするには、少し使いにくいかもしれません。
ラウンジ代替施設2.Peacock Alley


もうひとつ、ラウンジ代わりに検討できるのが、28FにあるPeacock Alley(ピーコックアレー)です。
ダイヤモンド特典で無料チケットあり


ウォルドーフ・アストリア大阪のダイヤモンド特典では、チェックイン時に上記のようなドリンクチケットが提供され、筆者も無料で利用させていただきました。
ただし、このサービスがいつまであるかは、わかりかねます。「確実に無料で利用したい!」という方は、事前にホテルへご確認ください。
余談ではありますが、筆者は今回、ヒルトンオーナーズの100,000ポイントを使って宿泊したのですが、なんと、無料にもかかわらず、ダイヤモンド特典で最上階にアップグレードしていただきました。そのほかにも様々なダイヤモンド特典があったので本当に大満足です。
ちなみに、筆者が泊まった部屋に朝食をつけると148,750円とのこと。今回もとてもお得に利用できました。
2024/9~お得になった金額¥379,705
1,000万円のお得まで、あと¥9,620,295
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基本情報
フロア | ウォルドーフ・アストリア大阪29F(フロント階) |
アクセス方法 | 一般客も利用できるエレベーターの29Fで降りて、階段で降りて利用するのがベター。足が不自由な方などは、28Fからのアクセスがおすすめです。 |
営業時間 | 月曜~火曜 9:00~23:00 水曜~日曜 9:00~22:00 |
サービス内容 | 一般的なカフェメニューやアルコールメニューのほか、軽食やアフタヌーンティーも提供 |
席数 | 132席 |
無料になるドリンク


ウォルドーフ・アストリア大阪のダイヤモンド特典で無料になるのは、1杯1,500円前後と思われるコーヒーや紅茶などです。主人が頼んだホットのカフェオレには、ラテアートも施されていました。


朝食後の午前中に訪れたところ、広い店内にお客さんは2・3名。本当にガラガラだったので、窓際を期待したのですが…! 通されたのは、真ん中のバーカウンターでちょっと残念でした。


勇気を出して「窓際にしてもらえませんか?」といえばよかった…とも思ったのですが、この後、アフタヌーンティーを予約していたため、ここはあえて、バーカウンターを楽しむことに。
中心部のお席でしたので、写真撮り放題です。スタッフさまへ断りを入れると、各お席や、ルーフトップバーも撮影させていただけました。詳細は別記事でアップできればと思うので、気になる方は、ぜひブックマークをしてお待ちください。
あえて休肝日にするという手も!


アルコールや、晩御飯替わりとなるカクテルタイムがないことは残念ですが、せっかくなのでアルコールを抜いて、ジムやプールで過ごすのもいいかもしれません。


ウォルドーフ・アストリア大阪での夜ご飯はどうする?
ダイヤモンド特典をお持ちの場合、ラウンジで夕食を…と考えている方も多いと思います。ラウンジがないとなると、晩御飯はどうするべきか悩みますよね。
宿泊費が10万円を超えるウォルドーフ・アストリア大阪ですから、これにホテル内でのディナーをつけるとなると、かなりの出費になりそうです。
宿泊前にレストランの価格を調べところ、オープン前ということもあってか、公式サイトに値段が表示されていません。仕方ないので、ひとり数万円を覚悟し、おそるおそる電話で問い合わせてみました。
ダイヤモンド特典でレストランが25%オフ


すると、朝食会場でもあるJolie Brasserie(ジョリーブラッスリー)であれば、9,000円のコースがあるというではありませんか! さらにダイヤモンド特典を利用すれば25%オフとかなりお得です。
最高級ホテル、ウォルドーフ・アストリアのディナーが、実質、居酒屋の飲み放題コースと、さほど値段が変わらないなんて…本当にありがたすぎます。


興奮の筆者
高級ディナーという雰囲気ではないものの、カジュアルながらも高級食材がふんだんに使われ、大満足の夜ご飯となりました。メニュー詳細については以下記事をご覧ください。
ウォルドーフ・アストリア大阪のレストラン
ディナーをいただけるレストランは、2025年4月現在、Jolie Brasserie(ジョリーブラッスリー)と月見(つきみ)の2か所となっています。
店名 | Jolie Brasserie (ジョリーブラッスリー) | 月見 (つきみ) |
種別 | クラッシックなビストロ | 鮨・鉄板 |
営業時間 | 17:30~21:30 (ラストオーダー21:00) | 17:30~21:30 (ラストオーダー21:00) |
コースの価格帯 | 9,000円 | 42,000円・62,000円 (2025年4月現在は鉄板のみ) |
ウォルドーフ・アストリア大阪なら、外食の選択肢も◎


ウォルドーフ・アストリア大阪は、近年開発が進む「うめきたエリア」にあるため、飲食の選択肢も充実しています。
ホテルを出て徒歩1分程度の場所にある、うめきた広場には、手軽に食べることができる店舗や、本格的なレストランなど、数十店舗があるので、外に食べに行くというのも選択肢となりそうです。
店舗一覧 | レストラン&カフェ | GRAND FRONT OSAKA SHOPS
まとめ:ウォルドーフ・アストリア大阪は、ラウンジの代替案が充実


ラウンジがないことで、気を落とされている方も多いと思います。しかし、ダイヤモンド特典があれば、プールやジムも無料利用できます。また、ライブラリーやPeacock Alley(ピーコックアレー)を活用すれば、ラウンジがないこともカバーしやすいのではないでしょうか。
アルコールが飲み放題でないのは、痛いという方も多いと思いますが、それ以上に、スタッフさまひとりひとりが常に顧客を気遣い、もてなしてくれるホテルだと感じました。
また、Jolie Brasserie(ジョリーブラッスリー)であれば、比較的お手頃にディナーを楽しめます。少しプラスで払う必要があるものの、明らかにラウンジの夕食よりは満足度が高かったです。コスパもいいので、ぜひこちらも検討してみてはいかがでしょう。
客室について詳しく知りたい方は、以下記事もご覧ください。
ウォルドーフ・アストリア大阪のラウンジに関するQ&A
- Qウォルドーフ・アストリア大阪には、ラウンジがありますか?
- A
残念ながら、ウォルドーフ・アストリア大阪にはラウンジがありません。しかし、宿泊者はコーヒーや紅茶をセルフでいただけるライブラリーを利用可能です。
- Qウォルドーフ・アストリア大阪では、ラウンジに代わるサービスがありますか?
- A
上記のライブラリーのほか、28FにあるPeacock Alley(ピーコックアレー)コーヒー紅茶の無料券が提供されています。
- Qどうしても、ラウンジが利用できるホテルがいいという場合は?
- A
コンラッド大阪や、大阪マリオット都ホテルがおすすめです。特に大阪マリオット都ホテルのラウンジは、天井高約9mで、食事も充実しており、筆者が訪れたラウンジの中でも最高峰でした。ぜひ訪れてみてください。